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2006年 10月 18日
朝 7時半 十穀玄米雑炊 生野菜
昼 12時半 ぶっかけそば 柿 夜 8時 みそ汁 ひじき 大根とちりめんのなます 野菜炒め ここのところ少し過食気味で、ときどき食後にスナックみたいなもので間食をしたくなることがあった。 これは悪食にUターンのまずい兆候じゃないのかと苦虫を噛み噛みしていたところに、自然からの吉報が届いた。自家製の柿が熟してきたのだ。 これでスナックに手をのばさずにすむと、さっそく囓ってみた。 うちには富有柿と次郎柿との2種類の柿が実る。その富有柿のほうを食べてみたが、ことしの出来はまずまずらしく、ほどよい甘さだった。 なんでも欲したものを無自覚に食べていたころは、柿なんというジミな果物にはあまり興味はわかなかったし、それほどほしいと思ったこともなかった。それが今しみじみ味わって食べてみると、その押しつけがましくない味わい、作り物ではない自然な味覚が、なんともいえず好もしい。 少し前まで、みょうがの意外な楽しみ方に喜々とし、今は、すだちで鍋を楽しんでいる。そして、これからしばらくは柿が堪能できそうだ。 自生、野生の食物が持つホンモノの味覚。その味わいを知るようになったのは、不食ごっこのたまものか。それとも単にトシのせいか。 柿の木はどこにでもある いつでも食える 酔頓楼
by suitonrou
| 2006-10-18 21:53
| 不食へのへろへろ道
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